前回の投稿にも書いたように、
今回の原発問題に対して私と
Yoshiは全く違う反応をした。
これは文化の違いだろう。
Yoshiは10代のほとんどをアメリカで過ごし、
私は20代のほとんどを日本で過ごした。
お互いバイカルチャルだが、どちらかというと、
彼は日本的で私はアメリカ的。
アメリカ人は一般的に自己主張が強く、自己決定ができ、
自己意識を持っている。自己を重視するアメリカ人に対し、
日本人は集団意識を強く持っている。
この文化の違いが危機意識に大きく影響している。
自分の身に危険を感じたら、すぐその場から離れよう。用心するに越したことはない。これが私の反応
仕事と同僚を見捨てられない。自分の勤めを最後までしっかりやり遂げたい。これが
Yoshiの反応
福島の原発から放射能が漏れ出した時、横浜にいた私たち。
「放射能には勝てない。ニュースを信用できない。
仕事より健康が大事。手遅れになる前に自分から動こう」
と慌てていたのが私。でも周りは結構落ち着いていて、
正直驚いた。よしも、「正しい情報だけを聞いて、
冷静に行動しよう」と。
日本人の無私の心に私は言葉を失う。
「避難したい気持ちはみんな同じ。
でも自分よりひどい目にあっている人がたくさんいる。
ここでみんなと一緒にこの危機を乗り越えよう。」これが世界でも例のない、日本人の強い団結心なのではないか。
明日、日本に戻り、予定通り5月に世界旅行に出発できるように旅の準備を続ける予定。
2 件のコメント:
出発前に会えるといいけどなぁ。
Taku!コメントありがとう
最初、「たくさんのコメント」を many comments って読んじゃって、誰だろう?って思っていたの(笑)
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