2011年5月から153日間、夫と世界を散歩しました  現在はニューヨークで新たな挑戦に挑んでいます!

2011-05-26

南には火山灰、北には吹雪

アイスランドに到着した日(5月21日)にグリムスヴォトン火山が噴火した。国際空港は閉鎖され、高速道路も一部が閉鎖された。そんな状況の中、私とYoshiは7人のボランティアグループに同行し、島を一周することになった。SEEDSは私の友人、オスカーが経営しているボランティア団体。世界各国からボランティアが集まり、短期と長期のプロジェクトに参加する。今回私たちが同行したグループは主にヨーロッパの学生たち。日曜日に東海岸にあるSeydiofjordurという町まで一緒に行き、翌日、私とYoshiが車を運転して首都のレイキャヴィックに戻るという予定だった。しかし、予想外の吹雪に見舞われ、初日にSeydiofjordurまでたどり着けず、Egilsstaoir という町で二晩泊まることになった。アイスランドを代表する作家Gunnar Gunnarson氏の家Skriðuklausturでボランティア作業を手伝いながら楽しい日を過ごした。

火曜日に天気が少し回復したため、Yoshiと二人でレイキャヴィックに戻ることにした。しかし、アイスランドの天気はコロコロ変わる。天候が悪くなれば5分待て、とローカルたちはいう。Egilsstaoirからレイキャビックまでは約700キロ。行きは北側のルートから行ったので、帰りは南側を走ろうと思っていたが、火山灰の影響で南側の道路は閉鎖されていた。同じ道を帰ることになったが、雪が降ったおかげ、風景が一変して、見たことのない美しい光景を見ることができた。でも、最初の数時間はかなり危険な状況だった。運転し始めて1時間後に吹雪に見舞われ、10メートル先が見えないほど視界が悪かった。雪が右から左へと横に降っていて、風速20メートルの強い風の中、私たちは必死に運転をした。16キロ進むのに90分かかった。片側が崖で道にはレールも何もなかった。本当に怖かった。停まることも引き返すこともできず、前に進むしかなかった。でもYoshiのすばらしい運転でなんとか吹雪を通り抜けることができた。

しばらくして、道の脇に小さなガソリンスタンドがあったので、そこで温かいお茶を作り、天気が回復するのを待った。結局、レイキャビックに到着した時は夜中の12時を回っていた。休憩時間も入れて、合計14時間運転した。私はそのうちの2時間だけ運転をし、Yoshiがほとんど運転してくれた。Yoshi、長い道のり本当にお疲れ様でした!無事に帰れてよかったね。

雪道を運転
真っ白な山

ゴダフォス滝
二晩泊まったおうち
ボランティアをしたSkriðuklaustur
木のおもちゃにペンキを塗っているボランティアたち
カラフルに変身したおもちゃ
戸棚を分解し白く塗っているソルベッグちゃん
帰り道 暖かいお茶を作ってくれているYoshi
寒かったぁ~!
絶景!

2 件のコメント:

かやの さんのコメント...

大変だったんだね。暖かいお茶が有難いね!風邪ひかないようにね。

Sahe さんのコメント...

ありがとう!無事に友人の家に帰れてよかった!