2011年5月から153日間、夫と世界を散歩しました  現在はニューヨークで新たな挑戦に挑んでいます!

2011-06-03

親指立ててヒッチハイキング

昨日はハプニングが多い一日だった。友人の車をレイキャヴィックから北西にあるHeydalurという農家へ運転していく予定だったので、朝6時に家を出発。交代しながら運転をし、順調に進み、11時には近くのHolmavikという町に着いた。しかし、農家まであと30分というところで道に迷い、細い砂利道でUターンをしようとしたら、道路わきの湿地にはまって動けなくなってしまった。

どんなにアクセルを踏んでもタイヤは空回りするばかり。車の3メートルうしろは崖でガードレールがない。バックをしすぎたら崖から落ちてしまうという危険な状況。ジャッキで車体を持ち上げ、タイヤの下に平たい岩をしき、試行錯誤でありとあらゆる手段を繰り返し試したが、なかなか動かない・・・

2時間が経過。もう無理と思っていたら、なんとか抜け出すことができた!チームワークで危機脱出に成功!

2時間遅れで農家に着き、そこから120キロ先のホステルまでヒッチハイキング。車の通りが少ない道路だったので、とりあえず歩き出し、車が来たら親指を立て、停まってくれるのを祈った。


しかし、30分歩いても通り過ぎた車は2台だけ。


なかなか拾ってくれず、振られるばかり。そして1時間が経過。
このまま120キロを歩くのかな?と心配していたら・・・


停まってくれた!一人で運転をしてたやさしいおばあさん。私たちが泊まるホステルの近くまでいくので、快く乗せてくれた。彼女は農家のおばあさん。5人の娘と13人の孫がいて、昨日は両親に会いにFlateryiという町へ行く途中だった。


1時間半のドライブを共にし、ホステルまで送ってくれたやさしいおばあさん。「タック」(アイスランド語でありがとう)と言ったら、「私も一人で運転するより楽しかったわ」と言ってくれた。


昨日、泊まったホステルは何もないところにポツンと建っていた。


問題は食事。もちろんホステルの近くにはお店がなく、ホステルにも食べ物がなかった。非常食のピーナッツとクッキーは食べてしまっていて、レーズンしかなかった。今夜は夕飯ぬきと思っていたが、実はYoshiに内緒でいいものを持っていた。


日本から持ってきたインスタント五目ごはん。実は今日はYoshiの誕生日。プレゼントは消耗品がいいと思い、日本食が恋しくなった時に楽しめるものにした。誕生日の前日に夕食ぬきというのもかわいそうだったので、一日早かったが昨日プレゼントをあげたら、すごく喜んですぐにお湯を沸かして二人で食べました。


Yoshiのブログに誕生日メッセージを書いてあげてね!

1 件のコメント:

かやの さんのコメント...

下から4枚目のホステルの写真の風景、信じられない!くらい素敵だね。東京のごちゃごちゃしたところにいると、神々しく見える…そして最後の嬉しそうなヨシの顔もいいね!!