2011年5月から153日間、夫と世界を散歩しました  現在はニューヨークで新たな挑戦に挑んでいます!

2011-08-12

中央モンゴルでキャンピング

1日目:ウランバートルより300キロ西
7月22日ー26日まで中央モンゴルで5日間キャンピングするためにジープと運転手とガイドをやとった。初日はほとんど車で移動。Mongol Elsという村に到着したら、遊牧民の家族と出会い、彼らが明日ホーストレックに連れていってくれると言ってくれた。テントを張り、ごはんを作り、早めに寝た。



2日目:ホーストレック
朝6時に起床。晴天で気分も快調。ホースガイドのスコ君が草原の中を案内してくれた。普段の生活では動物を乗り物にしない私たち。車や自転車と違って、動物は自分で100%コントロールすることができない。当然、動物には性格と気持ちがある。馬とコミュニケーションをしながら(私はできたかな?)砂丘や小川を渡り、モンゴルの大自然を満喫した。
前日に出会った遊牧民の家族が昼食に呼んでくれた。揚げ麺と羊肉。おいしかった!モンゴル人はおもてなしの心を持っている。遊牧民の文化ならわである。午後はモンゴルで一番古いお寺、Erdene Zuuを見に行き、夜はOrkhon Riverの近くでテントを張った。











3日目:モンゴルのお酒、アイラグ
午前中、Lake Orkhonまでジープで移動。湖の近くで遊牧民の家族に出会い、彼らのゲルでモンゴルのお酒、アイラグをごちそうになった。アイラグは発酵された馬のミルク。すっぱいヨーグルトソーダのような味。モンゴルではお酒は3杯続けて飲むのが礼儀。一人の女性が私と飲み比べをしたいと言い出したが、私は笑顔で断った。昼間からそんなに飲めないよ!夜は砂丘の真ん中にある小さな湖の近くでテントを張り、早めに寝た。




4日目:水漏れとエンスト
今日はとてもモンゴルらしい経験をした。ジープが故障!ラジエーターから水が漏れ、エンスト。ロープとセロテープで応急措置。車に積んでいた水を全部ラジエーターに流し込んだら、なんとかエンジンがかかり、動き出した・・・が!10キロ走ったらまたエンスト。水なしではエンジンを冷やすことができない。1キロ歩いて近くのゲルで水をもらうことに。そこに住んでいた遊牧民はとても親切でお茶とアロル(乾燥したチーズ)までごちそうしてくれた。ジープに水をやり、なんとか走り出したが、またすぐエンスト。結局、5回のゲル訪問と大量の水で8時間後にようやく90キロ先の目的地にたどり着くことができた。



5日目:タヒ馬
朝6時に起床。タヒという野生の馬を見にKhustain National Parkへ。密猟により1969年に絶滅したと言われていたが、実は外国の動物園で数頭存在していた。しかし、当時ソ連に支配されていたモンゴルでは、動物保護家にとって活動するのは困難だった。1990年代初期、ソ連が崩壊し、モンゴルに民主主義が訪れ、ようやくタヒ馬はモンゴルに戻ることができた。今では200頭ものタヒがKhustain National Parkに生息している。





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