2011年5月から153日間、夫と世界を散歩しました  現在はニューヨークで新たな挑戦に挑んでいます!

2011-03-09

読書ノート:アメリカ人の無知、Twitter、日本人の心

ナショナル・ジオグラフィック(全米地理学協会)が、2006年に18-24歳のアメリカ人に対して行った調査によると、88%は世界地図を見てもアフガニスタンの位置がわからず、63%はイラクの場所を知らなかった。「アメリカが外国に戦争をしかけるのは地理の勉強をするためだ」というジョークがある。パスポートを持っているアメリカ人は国民の2割にすぎない。他の8割は外国に関心がない。彼らが外国の土を踏むのは、銃を持って攻め込む時だけだ。「でも、外国の場所なんか、俺もあやふやだよ」という人は、さらにナショナル・ジオグラフィックの調査を見て欲しい。アメリカの地図を見てニューヨークの場所を示せない者が5割もいたのだ。これが世界一の覇権国家の将来を担う若者たちの現実である。
アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らないより


田原:(Twitterは)なんで140字なんですか?
津田:携帯電話のショートメッセージ(サービス、SMS)ってありますよね。あれの文字数制限が160字なんです・・・ただ、160字だと、ユーザー名が分からないから、ユーザーIDのところに20文字を取って140字と・・・実はおもしろい話があるんです。じゃあSMSが160字っていうのはいつ決まったのかというと、’80年代の終わりにヨーロッパでGSMという携帯電話の規格を決めるときにSMSの文字数も決められているんです・・・それを決めたのがドイツの学者です。何で決めたのかというと、何千通も、一般の人が出している絵葉書を調べたそうです。絵葉書に書いてある文字数はどれくらいあれば足りるのかを調べたら、ほとんどが150字以下だったと・・・つまり、100字だと足りないけど、150字あればたいていの人はメッセージを伝えられるので、それでSMSの最大文字数を160字にしようと決まったわけです。
Twitterの神々より


「日本兵は死を怖れず戦い、捕虜になっても自決する、しかし、アメリカ兵は、ベストを尽くして任務を遂行し、駄目な時は捕虜になっても恥じない、むしろ捕虜になるまで戦ったことを名誉に思う、同じ人間なのに、日本人は死を怖れず、アメリカ人は死を怖れる、どうしてこのように違うのですか」

簡単に答えるには、至難な質問であった。天羽賢治は暫し考え、
「アメリカ人は生命の尊さを第一義として考えるが、日本人は生死を越えたところに人間本来の生き方があるという考えが、古くから人々の心の中に培われている、それが武士道となり、軍隊の精神になっている、したがって、君たちも太平洋戦線に出た時は、日本軍は最後の一兵卒になるまで戦い、玉砕する軍隊であることを認識した上で、行動することだ、そして前線ではこのようなコピーでなく、なまの文章を自分の目で読まなければならないが、そういう文章に日本人の心情がこめられていることを見逃してはならない」
賢治は、USアーミーの教室であることを忘れ、諄々と日本人の心を説いた。
二つの祖国②より

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