2011年5月から153日間、夫と世界を散歩しました  現在はニューヨークで新たな挑戦に挑んでいます!

2011-07-08

シベリア鉄道日記(続)

7月6日 午後10時
今日、トムスクという街で途中下車した。トムスクは大学街で、シベリア風の木造建築が有名。



7月7日 正午
トムスクからイルクーツク行きの列車は前回のよりだいぶレトロな感じ。今日は4人キャビンを2人のロシア人とシェア。1人はトムスク大学(シベリアで最初の大学)で勉強中のウラジーミル君。彼は実家があるウランウデ市に帰郷中。ウランウデ市はブリヤート共和国の首都で、多くのブリヤート人(モンゴル系民族)が暮らす地域。ウラジーミル君は3日間かけて実家に帰る。ちょっと想像つかないよね。私が通った大学は実家から電車で2時間のとこにあった。でも彼、家族に会うのがすごく楽しみみたい。"2 more days, I home. One more day, I home." と、カタコトの英語で言っている。

もう一人の男性、アレクサンダーさんは英語を全くしゃべらないので、なかなか会話ができない。ロシア語をしゃべれたらなぁ~。私がわかるロシア語の単語は3つだけ。ダ(はい)、ニエ(いいえ)、スパシーバ(ありがとう)。しかし、濁音で始まる「はい」は世界の言語の中でもめずらしいのでは?かなりきつく聞こえるんだよね。

ウラジミール君  
さて、シベリア鉄道の歴史について少し・・・シベリア鉄道はシベリアの産業開発を促進するために19世紀末に建設が始まった。10数年後に完成し、多くの数百万人もの人がシベリアに移住したそうだ。

私たちはこれからTrans Mongolian Railwayでウランバートルへ行き、そこから中国に入る予定。楽しみ!

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